2011年4月12日火曜日

4月12日 晴れ。依然として地が揺れている。

自分の心の位置をどこにもっていったらいいのだろう。
悲しみと混乱が続いているのに、それを取り巻くアトモスフィアーは正反対の方向を突き進んでいるように思える。僕たちはどこに向かって進んでいるんだろうか? カオスがカオスを呼ぶように、悪党どもはへらへら笑っているんだろうか? うわべだけの世界を見ていてはいけない。未来を見つめるためには、勇気が必要だ。そしてヴィジョンを得るためにはこんな苦しみも味あわなければいけないのだろうか?


今日、40日かかったメークインの芽が出てきた。 
籾殻堆肥は中心で55℃になっていた。
青首大根の種まきをした。畝を立てているときに地鳴りがして、地が揺れだした。
ソルが散歩で狂ったように異性の匂いを嗅ぐので、ゼラニウムのエッセンシアルオイルでスプレー水を嗅がせてみると、いつものように落ち着いて散歩とジョグができた。

2 件のコメント:

asahiyamazaru さんのコメント...

地震だけならまだしも、津波、と聞く度、またあの状況を思い出す度、ただ怯えるばかりで、、、
むかわの漁港は、死者・行方不明者こそ出なかったものの、流された車、転覆した船、流出した石油で海は汚染され、漁協ビルの1階は浸水して破壊され、その近くの集会所も、外壁や周囲が泥や海藻でグチャグチャだったそうです。
私達の地区は、漁港から7km程度離れているだけで、特に浜から1km未満の我が家が無事だったのは、奇跡、としか申せません。

今の私には、復興を信じて、自分の生業を淡々と続けていくことしかできません。売上を伸ばせれば義援金に充てるつもりです(自転車操業なので)。

ところで、私どもでは、メイクイーンの催芽中です。
植えつけは今月末頃か、と考えています。
2~3月は、牛が6頭生まれました。元気に育ってほしいものです。
この先は、残念ながら、8月までお産予定はありません。

1日1日を大切に、無理も無駄もせず、有意義に暮らしていきたい、と思います。

solsfarm さんのコメント...

すいません、またスパムメールになっていました。
今の私は被災された方に直接差し伸べるだけの力がありませんが、瀬戸内寂聴さんが震災にあった方々を思い、そして念ずることでもいいからとおっしゃっていました。何かこの言葉に私も救われました。人は人が苦しんでいるのを思うことは苦しいことで、そのことから救われたいと思うのですね。

メークインは私たちも栽培して、このごろやっと土の上に芽がでてきました。
畑にいっぱい緑でうめつくされるのを今は想像して、生命を予感して生きています。 子牛が生まれ、新しい生命が誕生する喜びを感じたいですね。