2011年7月3日日曜日

畑にアカザではなく、犬ビユという草がいっぱい、いっぱい。

雑草。雑草なんて名前の草はないので、何をさして雑草というのかわかりませんが。

一応、辞書を引くと、

ざっ‐そう【雑草】‐サウ
1 自然に生えるいろいろな草。また、名も知らない雑多な草。
2 農耕地や庭などで、栽培目的の植物以外の草。
3 生命力•生活力が強いことのたとえ。「―のようなしたたかさ」

ということですが。

僕はこの自然に生えるいろいろな草。っていうのがきになりますね。



先日、わたなべさんから教えていただいた、雑草図鑑、「雑草と楽しむ庭づくり」オーガニック・ガーデン・ハンドブックを手に入れました。とてもおすすめの本なんですが、いま、ソルズファームのいたるところに生えてる草の名前が知りたくて、調べてみますと、どうやらアカザという草みたいです。とても参考になることが書かれていました。「アカザは、大根・ニンジンの生育を助け、トマト畑では虫の食害を防ぐという。」だそう。コンパニオンプランツの一種ってことですね!

こうして、一つお利口になると、もうこの草を雑草とはお呼びできないですね。
そもそも、雑草なんてないんだし、除草剤を撒くために繁栄してきた言葉なんじゃないかなあ、なんて思ったりしてしまいます。

追記
下のわたなべさんのコメントにありますように、写真はどうやら、アカザではなくて犬ビユという植物のようです。
訂正します。

4 件のコメント:

わたなべ さんのコメント...

 もしかしたら、アカザではないかも? ビユの仲間、イヌビユかな? いずれにしてもこの種の一気に大量に畑に生える帰化植物は、家畜の飼料経由で畑に入ってきているように思います。未消化の飼料がタネ蒔きされてしまうわけです。たとえば鶏糞を使う場合、エサとしてしっかり発酵させて飼料を使っている平飼いの鶏舎から掘らせてもらうといいのかもしれません。

solsfarm さんのコメント...

流石です、わたくしは間違っているみたいです。どうやら、犬ビユですね。学名がAmaranthus lividus アマランサスの一種みたいですね。花穂が食べれるようです。しかし、帰化植物なんですね。どのような経路でここまで繁茂してしまうのかトレースを推測してみると、現代の農業の姿が現れる気がいたします。ここでも、輸入飼料かあ。。なんとも、日本の食料事情は貧弱な気がします!

asahiyamazaru さんのコメント...

今もなかなか牧草地から根絶できないアザミも、おそらく牧草の種に混ざって帰化した植物なのでしょうね。美しい花、スコットランドの国花ではあっても、あまりの鋭いトゲに、牛がその周囲の牧草を食べられなくなってしまいます。
今年は5月下旬に潰して廻りましたが、また新しく伸びて来ている花もあり、イタチごっこです。
ただ、丁度、発酵と腐敗の違い同様、人類に有益な植物もひとくくりに雑草として殺してしまうことを、私は好きではありません。
アカザはパンケーキにできるそうですし、オオバコはブドウの病気を予防するので、すbわざわざ植え替えています。

solsfarm さんのコメント...

牧草地における帰化植物というのもまたやっかいみたいですね。
なにかいい方法があればいいと思うのですがね。有益な面を考慮しても肝心な牛の放牧に影響がでてしまってはいけないし。そう考えると、海外の放牧地ではアザミはどう扱われているのか興味もでてきます。