原風景とは、何だろう
自分の中の風景、遠い昔の記憶に残る画像
百姓をするようになって、カエルに出会うことが多くなった
気付きである、カエルのいる風景はわたしの原風景なのだ
わたしは世田谷で生まれ、育った
昭和の高度成長期の真っ只中で
みるみるうちに環境が変化した
あまりいい自然環境ではなかったのではないか、すでに
母親の田舎が神奈川の登戸だった
母の父が登戸出身で世田谷に居を構えた
母は桜という町で生まれ、その頃の世田谷は田舎だったらしい
子供の頃に登戸に田舎を訪ね
農家だったので、田んぼや畑があった
南武線がまだ単線の頃で
線路を跨いで田んぼにに行くことができたのである
そこで、アオガエルやオタマジャクシを観察することができたのである
その時の光景が強烈であった
世田谷にはないものがあった
長い間、自分には田舎がないと思っていたが
今考えると、登戸がまさしく田舎だった
八郷には田んぼがあり
わたしが借りている畑にカエルが上がってくる
だから、携帯で写真を撮るのである
あの時のことがいつも思い出され
それに近付こうとしているのかもしれない
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