2010年11月14日日曜日

ゴミ問題をもっと知ろう。


たまあじさいの会の濱田さんとパタゴニア渋谷店での交流会でお会いし、お話を聞きました。
これまで私がゴミ問題について知っていたことがいかに少なかったのか、そして、たまあじさいの会のお話を聞いて、この問題の大きさに驚きました。
以前の私の知っていた事といえば、生ゴミはダイオキシンを発生するということ、そして生ゴミは水分を約70%含んでいるため、焼却炉の温度が上がりずらくダイオキシンを発生する。最近はそのため焼却炉内の温度800度まで上げ、そのためにさらに多くの燃料やエネルギーが必要となる。しかしこの温度は実際には守られているわけではないようです。だから依然としてダイオキシンは大気に放出されつづけている。

今回の交流会で知ったことは?
東京多摩地区で出たゴミは焼却されるが、その焼却後の灰、焼却残さが西多摩郡の日ノ出町の最終処理場に集められている。この灰には有害なダイオキシンや重金属が多量に含まれている。そのため周辺で生活している住民がガンの発生率が非常に高くなった。

さらに、恐ろしいのは日ノ出町は多摩川の水源地域であり、最終処理場で降った雨でダイオキシンや重金属類が地下に流れ出して多摩川を汚染する、そしてやがて東京湾に流れ出す。だから東京湾の魚は検査の結果、依然として危険なレベルで汚染されている。最近は東京湾と魚が寿司屋ででているが、例えば江戸前の穴子は危険だ。

濱田さんは日ノ出町の地域にお住まいで、このたまあじさいの会を17年間活動し、周辺の水質調査、大気調査、植物調査、野鳥調査、など素晴らしい環境保護活動を続けてきた。そして今回はパタゴニアから活動資金援助金がでたのである。

頂いたパンフレットには、「たまあじさいの会の活動は、できることを楽しく」。
その通りだと思った。あらためて自分に出来ることは何なのか、問い直したい。

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